ブログ「住宅地の一画での大木伐採」を公開しました!
事例紹介

【事例紹介】大型機械の入れない雑木林での伐採作業【特殊伐採】


・大型の機械が入れない場所での作業
・樹上の作業者と地表の作業者とのチームワーク
・周囲の植物を痛めないため環境に優しい

入り組んだ地形での作業

今回はロープワークを使った特殊伐採の作業をご紹介します。
今回の現場は大通りから少し奥に入った雑木林で、高所作業車などは入ることができません。
また現場と路地の間の雑木林は私有地で今回の伐採の対象ではなく、非常に複雑な地理状況での作業でした。
ゴミの搬出も人力になります。

特殊伐採

そこでロープクライミングの技術を使い吊るし切りで伐採をしていきます。
特殊伐採(特殊剪定)と呼ばれるもので、樹上に登った作業者の指示のもとロープワークを駆使し、伐採対象の木をロープで吊りながら伐採・解体します。
この技術を「リギング」と呼びます。
樹上の作業者をツリーワーカー(略してワーカー)、地上の作業者をグランドワーカー(略してグランド)といいます。
当然ツリーワーカーからは地表の状況は把握しづらくその逆もまた然りです。
お互いに声を掛けつつ、事故が起きないよう万全のチームワークで作業を進めます!

特殊剪定の技術で機械の入れない場所でも安全・確実に伐採と剪定を行うことができます。
また、伐採材はゆっくり地面に降ろしますので他の植栽や建物などを傷つけることはありません。
弊社は樹木医も在籍していますので、伐採・剪定でお困りの際はぜひご相談ください!