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事例紹介

【事例紹介】旧伊藤伝右衛門邸の芝生更新作業【樹木医】



・更新作業は芝生が育ちやすい環境を作るために行う作業です
・更新作業をしないと成長の妨げや病害虫の原因になります
・芝草管理技術者2級所有(公益財団法人日本ゴルフ協会公認資格)

芝生更新作業

芝生の更新作業とは芝生が育ちやすい環境を作るために行う作業のことです。
一度芝生を植えてしまうとその下にある土を耕すことは出来ないため徐々に踏み固められてしまい、また長い期間経つと枯れた芝生などが溜まってしまいます。
これらは新しい芝生の成長を妨げたり、病害虫の要因となるので、手を加えて改善する必要があるのです。

旧伊藤伝右衛門邸

その作業を飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸で行ってきました。
旧伊藤伝右衛門邸は筑豊の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門が本邸として造営したものです。
その庭園は国の名勝のひとつとされ、邸宅とともに一般公開されています。

作業の流れ

今回は芝生更新用の作業機械(バーチカルモア)で地表から浅く切れ込みを入れ古い芝の根を切断します。
これをバーチカルカットといい古い芝を間引き、新芽の発根を促進します。
サッチ(芝カス)が溜まると保水性や通気性が悪くなり、芝の成長を妨げるので回収します。
施肥と目土入れをして完了です。

芝生を長く育てているとサッチ(芝カス)は必ず堆積してしまいます。
もし芝生の根付きや成長が良くないと感じたら、一度ご相談ください!